
バイク女子になりたいけど、どのようなバイクを選んだらいいか分からない……
上記のように思っている方はいませんか?
女性は男性に比べて力がなかったり小柄だったりするため、乗りやすく扱いやすいバイクを選んだ方が安全につながります。
この記事では、現役バイク女子の視点から、女性がバイクを選ぶ時のポイントやおすすめのバイクなどを解説します。
これからバイクに挑戦してみたい方や、次の愛車を探している方はぜひ参考にしてください。
バイク女子が語る!バイクの魅力


バイク=男性というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、最近は女性でもバイクに乗る人が増えています。
バイク歴5年の私が感じるバイクの魅力は、ズバリ、かっこよさと気持ちよさです!
バイク自体のかっこよさはもちろん、私は女性がバイクを乗りこなしている姿がかっこいいと感じています。バイクに合わせたヘルメットや服装を選んで、男性に混ざってバイクに乗っている姿はとても魅力的です。
自分もかっこいいと思われているといいな~と思いながら、バイクに乗っています(笑)
見た目だけでなく、バイクに乗っている時の気持ちよさも魅力の1つです。風を切り、自然を全身で感じられるのはバイクならではです。特に、車通りの少ない直線道路や山道は、景色を一人占めしている感覚になり、くせになります。
女子がバイクを選ぶ時の4つのポイント


バイク選びは、楽しい反面、さまざまなことを考慮する必要があります。特に女性がバイクを選ぶ際には、乗りやすさや扱いやすさに注目することで、快適で安全なバイクライフを楽しめます。
この章では、女性ライダーがバイクを選ぶ際の4つのポイントをご紹介します。
- 取り回しがしやすいか
- 1人で支えられる重量か
- シート高やハンドルの位置が自分に合っているか
- デザインが気に入るか
4つのポイントを参考に、バイクを選んでみてください。
取り回しがしやすいか
女性がバイクを選ぶ際は、取り回しのしやすさが重要です。
取り回しとは、バイクを押したり引いたりして移動させる際の扱いやすさを指します。駐輪場や狭い路地では、エンジンを使わずにバイクを動かさなければならない場面が多いため、取り回しのしやすさは重要なポイントです。
体力や腕力に自信がない女性の場合、取り回しのできないバイクを選んでしまうと万が一の時に1人で対応できなくなってしまいます。
155cmくらいの大型バイクに乗っている女友達は、1人で取り回しができません。駐車場でのバックや方向転換は旦那さんに任せて、発進できる状態になってから乗っています。
1人でツーリングに行かない場合であっても、自分のバイクは自分で動かせる方がよいでしょう。
1人で支えられる重量か
バイクを選ぶ際は、重量をチェックしておきましょう。
万が一バイクが倒れてしまった時、自分で起こせるかどうかは非常に重要です。重量が重すぎるバイクは、一度倒れると起こすのが難しく、怪我や車体の損傷につながる可能性があります。
一般的には、自動車教習所で使用される400ccのバイクの重量は約200kgです。バイクの免許を取得したということは、200kgのバイクは支えられるということなので、教習車を基準に選ぶとよいでしょう。
数字だけじゃ心配な方は、実際に店舗にいって支えられるか確かめることをおすすめします。
シート高やハンドルの位置が自分に合っているか
シート高やハンドルの位置が自分に合っているか確認するのも、バイク選びのポイントです。
シート高が高すぎるバイクは、信号待ちや駐車時に足が地面に届かず、転倒の原因になります。両足を地面につけられる高さが理想です。
また、ハンドルの位置が遠すぎたり近すぎたりすると、運転中の姿勢が悪くなり、長時間のツーリングで疲労感が増す可能性があります。
購入を検討しているバイクには実際にまたがり、自分の体格に合ったポジションで快適に操作できるかを確認しましょう。
デザインが気に入るか
バイクは移動手段としてだけでなく、ライフスタイルの一部として楽しむものでもあります。そのため、デザインが自分の好みに合っているかも重要なポイントです。
スポーティーなデザインやクラシックなスタイルなど、自分が「乗っていてうれしい」と思えるデザインのバイクを選ぶと、愛着を持って大切に扱えます。カラーや形状だけでなくカスタムのしやすさも確認しておくと、さらに自分好みのバイクライフを楽しめるでしょう。
実際に私は、一目惚れしたレブル250を購入し、5年経った今でも一番よいバイクだと思って大切にしています。
バイク女子おすすめ!250ccバイクのメリット


バイク女子には250ccのバイクがおすすめです。250ccバイクは、性能や扱いやすさのバランスが優れていて、初心者からベテランまで幅広いライダーに支持されています。
ここでは、250ccバイクのメリットである以下3つを解説します。
- 車種が豊富
- 維持費が安い
- 軽量で取り回しがしやすい
少しでも安くバイクを楽しみたい方は、250ccのバイクがとくにおすすめです。
車種が豊富
250ccバイクは車種が豊富です。
スポーツバイクやネイキッド、アドベンチャー、オフロードなどいろいろなジャンルが揃っており、自分の好みに合ったバイクを見つけやすい点が魅力です。
車種が豊富だと選択肢も広がり、自分にぴったりの1台に出会えるでしょう。
維持費が安い
250ccバイクは維持費が安いというメリットがあります。
250ccバイクは400ccや大型バイクに比べて自動車税が安く、任意保険料や燃費も抑えられるため、コストパフォーマンスがよいという特徴があります。加えて、車検が必要ないため、2年に1回の大きな出費もありません。
また、消耗品の単価や交換費用も大型バイクよりは安く済むため、コスパよく長く乗り続けられます。
初めてバイクを購入する女性や、趣味として気軽に楽しみたい方にとって、維持費の安さは大きなメリットといえます。
軽量で取り回しがしやすい
軽量で取り回しがしやすい車種が多い点も、250ccバイクのメリットです。
250ccバイクは軽量設計のため、取り回しがしやすいだけでなく、運転中の扱いやすさも魅力の1つです。信号待ちや渋滞時の停車中に、足をついてバランスを保ちやすく、安心感があります。
さらに、軽量だと加速や減速がスムーズになり、初心者でもストレスなく運転が楽しめます。女性ライダーが250ccバイクを選ぶ際は、この軽さと扱いやすさを特に重視すると、快適なバイクライフが送れるでしょう。
250ccバイクのデメリット


250ccバイクはバイク女子におすすめではありますが、次のようなデメリットがあります。
- メンテナンスの自己管理が必要
- パワー不足を感じることがある
デメリットも理解した上で250ccバイクにするか検討しましょう。
メンテナンスの自己管理が必要
250ccのバイクは車検がないため、メンテナンスの自己管理が必要です。車検がある場合は、必ず2年に1回点検してもらえますが、ないと点検や消耗品の交換などは自分で管理しなければいけません。
具体的には、オイルやタイヤの交換時期、チェーンの張り具合などを定期的に自分で確認する必要があります。
メンテナンスを怠ると安全性や走行性能に影響を及ぼすケースがあり、事故につながる恐れがあります。
自分で管理が難しい場合は、購入時にメンテナンスパックのようなサービスに加入して、定期的に整備士に見てもらう環境を作りましょう。
パワー不足を感じることがある
250ccバイクは軽量で扱いやすい反面、パワー不足を感じる場面があるのも事実です。
特に、高速道路を走行する際や、大型バイクとツーリングをする際はエンジン性能に限界を感じることがあります。
私も250ccのバイクに乗っていますが、大型バイクとツーリングに行った時は追いつけないケースが多々あります。
スピードやパワーを求めている方は、250cc以上の排気量のバイクを選んだ方がよいかもしれません。
女子におすすめ!250ccバイク5選


女子におすすめの250ccバイクを5つ紹介します。
- HONDA レブル250
- HONDA CBR250RR
- Kawasaki Ninja 250
- YAMAHA YZF-R25
- SUZUKI ジクサー250
バイク選びの参考にしてください。
HONDA レブル250
私の愛車でもあるレブル250は、シート高が低く足つきがよいため、多くの女子ライダーに選ばれています。あまりに人気なので、ツーリング先で必ず見かけるバイクです。
レブル250はクルーザータイプのバイクで、街乗りやツーリングに最適です。さらに、デザインがシンプルでカスタムの幅が広い点やどのような人でも似合う点が魅力といえます。
初心者でも安心して乗りこなせるバイクなので、初めてのバイクにおすすめです。
HONDA CBR250RR
CBR250RRは、本格的なスポーツバイクとして人気を集めています。
スポーティな外観と高性能が特徴です。2気筒のエンジンや走りに合わせて出力が変更できるスロットルバイワイヤシステムによって、パワーのある走りを体感できます。
スポーツバイクだと扱いづらいのではと不安に感じる方もいるかもしれませんが、CBR250RRは軽量で足つきも悪くないため、初心者や女性でも乗りやすいバイクです。
スポーツバイクをかっこよく乗りこなしたい方におすすめです。
Kawasaki Ninja 250
Ninja 250は、スタイリッシュなデザインとパワフルなエンジン性能が魅力のスポーツバイクです。
一目でNinjaだと分かるデザインやフルカウルのかっこよさは、男女ともに根強い人気があります。2気筒エンジンを搭載しており、街中でも長距離ツーリングでもスポーティーな張氏を見せます。
軽量で安定性があり操作もしやすいので、女性でもかっこよく乗りこなせるバイクです。
YAMAHA YZF-R25
YZF-R25は、他の250ccのスポーツバイクに比べて高性能ではありませんが、価格が安く気軽に楽しめるスポーツバイクです。
高性能ではないといっても、スポーツバイクらしい走りが体感できるようライディングポジションや操作性にこだわっているので、街乗りや長距離ツーリングでは十分な走りをみせます。
スポーツバイクに乗りたいけど費用を抑えたい方に、おすすめの1台です。
SUZUKI ジクサー250
ジクサー250は、燃費のよさと本体価格の安さが魅力のネイキッドバイク(カウルのないオンロードバイク)です。
エンジン性能が滑らかで、街乗りから長距離ツーリングまで快適にこなします。特に、滑らかに発進できるので、発進時にエンストしやすい方に向いています。
シート高はそこまで低くありませんが車両重量が軽いため、取り回しができないという事態は避けられそうです。
コスパよくバイクに乗りたい方におすすめします。
バイク女子が250ccバイクに乗り続けた感想


私はバイク免許を取ってから5年程経ちますが、ずっと250ccのバイクに乗っています。250ccバイクに乗り続けて感じた最大の魅力は、扱いやすさとコストパフォーマンスのよさです。
私が乗っているレブル250は特にですが、足つきがいいので信号待ちでも立ちゴケの心配はありません。加えて、軽量のため駐車場や狭い道での取り回しも1人でらくらくできます。大型バイクに乗っている女友達は、レブル250を動かした時の扱いやすさに感動してました。
また、私はツーリングでは下道または山道しか行かないのですが、どちらも快適に走れます。上り坂もカーブも操作のしにくさを感じることはなく、気持ちよく走っています。
大型バイクに憧れはありますが、扱いやすさとコスパのよさを考えると当分は250ccのままバイクライフを楽しむつもりです。
バイク女子デビューを考えている方に250ccバイクはぴったりだと思うので、ぜひ検討してみてください。
まとめ:お気に入りのバイクを見つけてバイクライフを楽しもう
バイクは、移動手段を超えた楽しみを与えてくれる存在です。
特に250ccバイクは、取り回しのしやすさや車両重量などの観点から女性におすすめの排気量です。
この記事でご紹介した選び方のポイントやおすすめ車種を参考に、自分に合った1台を見つけて、素敵なバイクライフを楽しみましょう!
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